人間開発報告書 2013

南の台頭 ——多様な世界における人間開発

Type : 
Global
2013 HDR - Japanese

2008 ~ 09年の金融危機の間に先進国の経済成長は止まったが、開発途上国の経済成長は続いていると
いうことに世界が気付いた。それ以来、南側では遅すぎたグローバルなリバランシング(均衡の再調整)
と見なされている南の台頭について多くが語られることになった。この論議は通常、いくつかの大国の
GDP(国内総生産)と貿易の増加という狭い焦点に終始している。しかし実際には、それよりも広範な力学
が働いており、はるかに多くの国々、より深い傾向が関わり、人々の生活、社会平等、地域とグローバル
レベルにおける民主的ガバナンスに深い影響を及ぼす可能性がある。本報告書で述べるように南の台頭は、
持続的な人間開発への投資と業績の結果であるとともに、世界全体としてのさらなる人間の進歩への機会
でもある。その前進を実現するためには、本報告書において分析される政策の教訓をふまえたうえで、十
分な知識と理解に基づくグローバルな政策立案および国家の政策立案が求められている。

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